Penultimate Exhibition

中国を拠点に活動するXiang GaoによるPenultimateの新作コレクションのエキシビションを行います。

毎度毎度、彼女の作るヤバい洋服、もとい作品を見ていると、普段考えたり感じたりする些細な悩みやストレスが吹っ飛んでいってしまう気がします。コルクの洋服、ラグジュアリーさを一切感じない装飾、ファッションなのかアートピースなのか分からないコレクションに、どこかサイケデリックなムードが漂っている。一種のポップ・アートのようなものだろう。現在国内で定期的に作品を発表する場を設けているのはMukta / Salのみ。これまでもこれからも世界的に評価されるのかは未知数だけれども、カルト的な魅力を持ち合わせたものづくりであることは間違いないだろう。

 - チープ・クラフト、というべきか、彼女は既成概念を揺さぶってくれるブレイン・ストーマーでありながら、すんなり着れてしまう簡素さとリアリティを感じる作品がほとんどです。 - 

以前製作したラインストーンソックスも少しだけストックをご用意しています。アポイントメントフリーでの開催となりますので、ぜひお気軽にお越しください。

PROFILE:
Raf Simonsがクリエイティブディレクターに就任しスタートしたCALVIN KLEIN 205W 39 NYC。そのチームにNYの名門、パーソンズ大学院を卒業後、ニットウェアデザイナーとして立ち上げから所属していたXiang Gaoが、19AWシーズンより自身のブランド、"penultimate"を立ち上げた。

中国のルーツを持ち、CK時代の膨大なアメリカンカルチャーのリサーチを経て生み出されるのは、ラグジュアリー、アメリカンカルチャー、チャイニーズカルチャー、ストリートウェア、オートクチュールなど、様々なキーワードを孕んだ、ウェアラブルアートと形容すべき洋服の数々。

現在は中国を拠点にArcteryxやPradaをはじめとする様々なプロジェクトで衣装制作を手掛けながら、自身の服作りを続ける。2025年のLVMH Prizeでは、セミ・ファイナリストに選出された。