Diary 008 名残り春

Diary 008 名残り春 初夏の香り。 年々、四季に対する意識が乏しくなってきているように感じる。日本という国ならではの、季節の移り変わりの美しさに不感症になるのは、中々切ない部分がある。ましてや、ここ2年ほどは外に出るのも億劫になる時期もあったのだから、余計にそう感じるのだろう。特に、春...

Read more

Diary 007 初夏の装い

Diary 007 初夏の装い 暑かったり、寒かったり。気温がうまく掴めない微妙な時期が過ぎ去って、これからの夏を予感させる様なじっとりと少し体が汗ばむ気温になってきた。 暑いからといって、単に半袖・短パンを着て過ごしたくはない。日常においての何よりの楽しみである「装う」という事を諦めている...

Read more

"Bad Brains" 〜anti-timeless/hyper-remix〜

下品なやつは嫌いだ。大嫌いだ。下品というのは何一ついいことがない。人間ではない。  上品なやつも嫌いだ。何をお高く止まっているんだ。人間なんてものは全員下品だ。 眼鏡の良いところは人間の下品さを取り繕ってくれるところだと思う。なおかつ視力が良い人にとっても、もちろん視力が悪い人にとっても...

Read more

Lucas

私の周りのモテる先輩は皆アイウェアを愛用している。しかも漏れなくセルフレームの室内でも着用出来る、25%〜30%の濃度のカラーレンズ。ミーハーな私は自分に似合うセルフレームを探し求めていたのだが、一向に見つからない。諦めかけたそんな時に出会ったのが、めがね舎ストライクさん。ビスポーク眼鏡専門店...

Read more

"Mishima" 〜anti-timeless/hyper-remix〜

既成の価値観を疑う。 なぜなら、もはや既成の価値観というものは存在しないはずだから。 自分自身が最大の価値判断の基準であり、その自分自身は他者によって構築される。他者というのは、周りの人という意味だけでなく、洋服、音楽、食事、風景、...自分が生活する環境に存在するすべての自分以外のもの。 ...

Read more

待っている

待たなくてよい社会になった。 待つことができない社会になった。 待ち遠しくて、待ちかまえ、待ち伏せて、待ちあぐねて、とうとう待ちぼうけ。待ちこがれ、待ちわびて、待ちかね、待ちきれなくて、待ちくたびれて、待ち明かして、ついに待ちぼうけ。待てど暮らせど、待ち人来たらず……。だれもが密(ひそ)かに...

Read more

遅刻組

連休終わりの最後の夜。いろんな嘆きが今にも聞こえてきそうだ。 けど安心していただきたい。これからオンタイムで着れる洋服たちがやっと出揃った。このご時世様々な要因があるが、結果オンタイムで着れる功を奏したタイミングだ。 と言うのもファッション業界の入荷の暦は、実際にその洋服を着る時期とは随分と差...

Read more

噛み締める

先日、食と食器のイベントに参加させて頂いた。   コンセプトは「SUPER SLOW SHOKUJI」 その通り、とにかくゆっくりと食事を頂く。 運ばれてきた食事にがっつくのではなく、まずは目で見て、鼻で匂いを楽しみ、そして口へ運ぶ。すぐに飲み込むのではなく、何回も噛んで食べ物を味わい、自分...

Read more

Not This, Not That

これってどうしようもないことだ。 あるモノを見て、「あ、これだ」って思う瞬間がある。今の気分を体現してくれるものはこれだって思う瞬間。自分の好きなものはこれだって思う瞬間。自分ってこれだって思う瞬間。 これってどうしようもないことだ。 どうしようもなく直感的で、一瞬の間ののちに、例えようのない...

Read more

結果オーライ

"結果オーライ"という言葉。一度は使ったことがあるでしょう。最近人生で一番の「結果オーライ」があったので、書き始めています。2022 3/17 18:00頃気がつけば、僕は山の中で空を見上げていた。自分の意思とは裏腹に突如そうなった。そう、交通事故は突然に。バイクで走行中、悪路にタイヤを取られ...

Read more

下痢みたいなブログ

-「半袖バカ」「今日いい天気だね。暑いのかな?」「暑いみたい。半袖バカが増える。」「半袖バカ?」「うん。この時期に半袖で歩いてたらバカっぽくない?」 -人間は時に愚かで浅ましい関連付けを行う。そこにはなぜ半袖がバカっぽいのかということを論証する余地はなく、ある意味強迫的に、ただしっとりと液体の...

Read more