
Diary 008 名残り春
Diary 008 名残り春 初夏の香り。 年々、四季に対する意識が乏しくなってきているように感じる。日本という国ならではの、季節の移り変わりの美しさに不感症になるのは、中々切ない部分がある。ましてや、ここ2年ほどは外に出るのも億劫になる時期もあったのだから、余計にそう感じるのだろう。特に、春...
Read moreDiary 008 名残り春 初夏の香り。 年々、四季に対する意識が乏しくなってきているように感じる。日本という国ならではの、季節の移り変わりの美しさに不感症になるのは、中々切ない部分がある。ましてや、ここ2年ほどは外に出るのも億劫になる時期もあったのだから、余計にそう感じるのだろう。特に、春...
Read more既成の価値観を疑う。 なぜなら、もはや既成の価値観というものは存在しないはずだから。 自分自身が最大の価値判断の基準であり、その自分自身は他者によって構築される。他者というのは、周りの人という意味だけでなく、洋服、音楽、食事、風景、...自分が生活する環境に存在するすべての自分以外のもの。 ...
Read moreこれってどうしようもないことだ。 あるモノを見て、「あ、これだ」って思う瞬間がある。今の気分を体現してくれるものはこれだって思う瞬間。自分の好きなものはこれだって思う瞬間。自分ってこれだって思う瞬間。 これってどうしようもないことだ。 どうしようもなく直感的で、一瞬の間ののちに、例えようのない...
Read more新しい風。新鮮な空気(感)。古い風、陳腐な空気?古い風は古風か。とにかく、風や空気には新しい、古いがあるようだ。あくまでも抽象的な表現で、厳密な新しい、古いの基準は無いように思われる。特にここでは、実際の「風」や「空気」を指すのではなく、雰囲気と言い換えられるものについての場合を指している。 ...
Read moreNot a Uniform - Anti Timeless, Mass Production made by Artisan. - Adventというブランドの魅力とは、工業的な、メーカーのような、どこかマシナリーな洋服づくりと、良くも悪くもどこまでも人間的なデザイナーのせめぎ合いだと考えます...
Read more先日25歳になった。誕生日をお祝いされるのはたぶん、人生で25回目だろう。先日〜歳になった。という報告をここでするのはたぶん、4回目くらいだ。 歳を重ねて、発言に説得力が増してきたように感じる。当然、「若造」というジャンルをはみ出せてはいないことに間違いはないのだが、一応毎日些細なことから大...
Read more核なる襟物 先日盆ということもあり、身内で集まる機会があった。 豪雨前のあの暑さも考慮し、対策として上着無し、ネクタイも無しの”カジュアルな装い”で集まろうとなっていた。 結婚式の招待状や就職面接案内でこの文言があればと考えてみていただきたいのだが、こういう場でのカジュアルというものは非常に...
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