Diary 266 - 凛としてチノ。 / ANNÉR
Diary 266 - 凛としてチノ。 / ANNÉR
今回仲間入りしてくれた新ブランド、ANNÉR(アネール)もご紹介しなくては。
大事なことなのでしつこく言っちゃうが、今季僕たちがテーマに掲げているNew Standardは、スーツやミリタリー、ワークといった昔からメンズウェアの中心にあるものを、シルエットや素材、着方を通して、もう一度自分たちなりのスタンダードとして考えてみること。
ボトムでいうとジーンズなんかは、男性らしさの象徴としてイメージしやすいところもあるけど、そういえばチノパンもあるよなって。自分たちもヴィンテージとか引っ張ってきて、特に今年に入ってからはよく履いてたけど、意外とお店で提案できてなかったのはなぜなのか、はいったん置いておいて。けど今提案するのにまっすぐすぎるのもなぁなんて、相変わらずのひねくれ脳で考えてたところで、このANNÉRのパンツ。




ANNÉRは、Jean Paul GaultierやKIDSUPERなどでデザイナー経験を積んだAvi On Asayagによって、2025年設立のブランド。テーラリングを軸に、クチュール的な感覚を混ぜ合わせながら、プロポーションや構造、色彩を通して表現されるのは力強くせんさい、そして現代的なメンズウェアを展開している。
そしては僕たちはこれをMukta / Sal流のチノパンとして紹介する。





腰回りには深くプリーツが入り、そこからたっぷりと取られた生地が裾まで真っ直ぐに落ちていく。
チノパンらしい気軽さや無骨さもあるのに、穿いた姿にはどこか静かな緊張感がある。少しだけ背筋が伸びるような。
それもそうだ。本来テーラードトラウザーであるこの端正な佇まいを、ワークパンツの部類に入るチノパンとして扱ってしまおうと言うのだから。




同型で生地違いの2種。密度の高いコンパクトコットンツイルで、ハリとコシをしっかり感じれるCamelと、少ししなやかでドレーピングが流れる Oliveの2色。
チノパンって、もともとはそんなに気取ったものではない。汚れてもいいし、少しくらい雑に穿いたっていい。僕たちのワードローブにずっと昔からある、ごく普通のパンツだ。
だからこそ、今あらためて選ぶなら、その普通さは残したまま、少しだけ今の空気を纏ったものがいい。





シャツをタックインして革靴でもいいし、大きなニットにスニーカーでもいい。ジャケットを羽織ればスラックスのようにも見えるし、雑に穿けばちゃんとチノパンにも見える。ラフなのに、だらしなくない。
品があるけれど、気取ってもいない。
その間にある感じが出せるのも、ANNÉRらしさがそこにあるからだと思う。




New Standardを語るには欠かせないピースになりそうだ。
いつものチノパンより、ほんの少し姿勢よく。
凛としてチノ。
僕たちが今穿きたいチノパンを、ぜひお試しください。
吉國
Now Available in Store & Online
https://mukta.jp/collections/anner


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明日は22日(火)は夕刻より、今回もお世話になっております。Nofasaよりバーテンダーの上村氏をお招きし、ワインサーブのご用意がありますので、ぜひ連休終わりの締めくくりに、お気軽にお立ち寄りください🍷
