Diary 257 - DECHAMPSのバッグ
Diary 257 - DECHAMPSのバッグ
エディ・スリマンのもと、CELINEでテーラード、アウターウェアの経験を積んだカミル・クリングス。
そして、ISABEL MARANTやHERMESなどで革製品に携わってきたミリヤ・セリーヌ・ハンセン。
そんなラグジュアリーブランド出身の二人が、パリで立ち上げたのが、DECHAMPS。ほとんどの製品は工場ではなく、パリのアトリエにて製作しています。


こんにちは。
DECHAMPSから、別注で製作をお願いしたバッグがお店に届きました。
なんだか最近、いいバッグ持ちたいなぁ。って感じなので、DECHAMPSのバッグをご紹介します。
LOOM BAG。厳選されたメイド・イン・フランスのシルキーなカーフレザー。そして、フロントにプリーツがあしらわれた、同じくフランス製のキャンバス生地で、A4サイズくらいの日常使いにもってこいなサイズ感。内側にはポケットが付いていて、ストラップはショルダーとハンドで調整可能。
Mukta / Salでは、キャンバス生地に加え、細かい調整ができるハンドルタイプへと別注仕様にしてもらいました。


彫刻のように美しいフォルムとカーフレザーが持つ緊張感や重厚さ。そして、キャンバスの少し軽やかで日常に近い素材感。しっかりとラグジュアリーなバッグでありながらも、気を遣わず扱えてしまうラフさがあります。
僕はこのバッグを、ジェーン・バーキンが持っていたHERMESのバーキンのように使いたくなります。
バーキンといえば、世界で最も高価なバッグの一つ。しかし彼女は、それにステッカーを貼ったり、大量の鍵やチャームをぶら下げパンパンに荷物を詰め込み、雨の日だって関係なく使い込んでいました。
高価な贅沢品を、日常の最高の道具として使うことで、物の価値から持つ人の価値へと移り変わる。クタクタになったバーキンを持つ彼女の姿は、強くて美しく、さらに心の豊かさで溢れていているように僕の目に映りました。



DECHAMPSのバッグは、人より背伸びをするためのものじゃなく、持つ人の佇まいを美しくしていき、日常をエレガンスにしてくれます。
モノの扱いが丁寧になったり、持ち物の整理する意識が生まれたりすることで、日常の所作が整っていく。そんな小さな積み重ねが、日々の自分に少しずつ彩りを与えてくれる。
使い込むことで増えていく傷や汚れ、柔らかくなったレザーや体に馴染んだ形状。自分が歩んできた豊かな日々の痕跡がバッグに現れる。
少し大袈裟かもしれないけど、DECHAMPSのバッグを持つことは、自分の在り方を選ぶことなんじゃないかと思います。
手にすることが最高到達点のバッグなんかじゃなく、あなたと過ごす時間と共に完成していくようなバッグ。



Dechamps / Loom Bag - Canvas & Black
是非店頭でご覧ください。
ウツミ

