Diary 244 - Bourrienne
Diary 244 - Bourrienne

パリファッションウィークが終わり、次の秋冬シーズンへの期待がますます膨らんでいます。とはいえ、季節は少しずつ春へと進んでいきます。先のことを考えながらも、まずは今の気分に正直に、これからの季節の洋服と向き合いたいですよね。
先日、来店された顔なじみのお客さまと、今の季節って、最高のインナーでありながら、春夏の一張羅にもなるようなアイテムが欲しくなりますよね、なんて話をしていました。
今からインナーとして着て、少しずつ自分の感覚になじませていく。そうしているうちに、一枚で着ることが自分の自然になってくる。だからこそ今は、普段なら選ばない色や、少し新しいシルエット、今まで手に取らなかったアイテムにも、自然とチャレンジできる時期なんだと思います。


ということで、今季から、フランス・パリを拠点とするシャツ専業ブランドBourrienne Paris X(以下 Bourrienne) のお取り扱いをスタートします。皆さんは、白シャツにどんな印象を持っていますか。僕自身、白シャツはいくつか持っていますが、いわゆる“プレーン”な白シャツは、実は持っていません。スーツの下に着るドレスシャツや、オックスフォードのボタンダウン。一枚は持っておくべき、と言われるような白シャツたち。必要だとは思うし、あると助かる場面もあります。でも、自分がこれまで恋焦がれてきた”お洒落”の中には、すっと入ってこなかった。
Pastel。レディースモデルを大きめにセレクト。大きなラッフルカラーが印象的で、タイカラーシャツの襟元にフリルを挟み込んだようなデザイン。視覚的なインパクトと、女性らしい柔らかさを強く感じられるシャツです。
Diva。こちらもレディースモデルを大きめのサイズでピック。Vネックのように前合わせが深く落ちた、フラットカラーのシャツです。存在感のあるカフスに、袖口はボタンではなくリボン仕様。ドレスライクで、どこかフェミニンな一枚。
Marin。メンズの定番モデル。古い作業用ジャケットから着想を得た、プルオーバータイプのシャツです。襟元下に配されたボタンと、大きめの前立て。快適な着心地と、白シャツらしい背筋の伸びる感覚を同時に味わえます。
Bourrienne のシャツは、華やかで、どこか気高い雰囲気をまといながら、着る人によって全く違う表情を見せてくれます。普遍的な色であり、目を引くフォルムであり、フェミニンであり、とびきりドレスでもある。だけど、いわゆるカジュアルシャツでも、いわゆるドレスシャツでもない。だからこそ、"その人らしいお洒落"の中に、すっと入り込んでくれる。こういう自分の感覚を預けられる拠り所のような一着こそ、必要だなと思います。
ますます寒さが増してきて、すべての感覚が鈍ってくるように感じる今の季節に、どれだけ細やかに近未来の自分の感覚や気分を汲み取ることが出来るのか、この真っ白のシャツはそんな感覚や気分をありのまま、そしてあなたらしく反映してくれる。
今だからこそ、春夏の一張羅を手に取ってみませんか。
Bourrienne Paris X / Pastel , Diva , Marin - Blanc
Collection of Bourrienne Paris X



ブランド誕生のきっかけとなったのは、1787〜1788年に建てられた邸宅l’Hôtel de Bourrienne(オテル・ド・ブリエンヌ)。パリの中心に数百年残り続けてきた、歴史ある邸宅から着想を得て、シャツはつくられています。デザインのベースは、中世の男性が鎧の下に身に着けていた純白のシャツ。身だしなみの要でありながら、どこか華やかで、ノーブルな空気をまとった存在です。



パリから戻って来られたイタイさんから、送っていただきました。ワクワクする空間。
ヨシダ
