Diary 185 - AHA
Diary 185 - AHA
アハ体験ってあるじゃないですか。そうです。茂木先生が言ってたあれです。
「あっ!」っと閃いたり、「はっ!」っと気づいたり。
例えば間違い探しの箇所を見つけた瞬間に得られるあの感覚。
頑張って考えて考えて得られたり、時には忘れてた頃に不意に訪れたり。
シンプルに嬉しさやなんとも言い難い達成感を感じるあの瞬間。いいですよね〜。
CLASSからそんなアハなスウェットたちが届いています。
ZERO TOBI FRENCH TERRY SWEAT PANTS
まずはパンツ。なんだか名前からかっこいい。ZERO TOBIは、スウェット生地の裏面にあるループの間隔を言いますが、それがゼロ。間隔を詰めて編み上げることで生地密度が高く質感はふわっふわ。それを裏使いしちゃってるというなんともアヴァンギャルドな一本。スウェットパンツと聞くと連想するラフなイメージとは異なるやや細身のシルエットや、CLASSらしい股下のクロッチガゼットも特徴ですね。
ラウンジウェアの感覚。部屋からサッと出るのに男らしくサルバムのレザーガウンをサッと。
ドリスのテーラードで合わせると少しエレガントに見える細さ。まさか誰も中に着ているのが上下スウェットとは思わないだろうな。
続いてはパーカー。
LOOP WHEEL HOODIE
吊り編み機という旧式の編み機でゆっくりと編まれた天竺生地を使ったパーカー。それはそれはコットンを十二分に堪能できるがっしりとした質感。吊り編み自体、元来糸に余分なテンションがかからず空気を含んだふっくらとした風合いになること、洗濯を繰り返しても柔らかさと型崩れのしにくいなどの利点を、その希少性と生産効率の悪さを代償に生み出しているわけだけども、それをこのずっしりとした質感に仕上げるのに一体どれほどの時間を費やすのだろうと想像するとなんて贅沢なんだろうか。ヴィンテージっぽい見た目ながらもしっかりとモードなパーカー。
ヘビーウェイトなのにコンパクトなのでインナー使いも。オマールのムートンとカシミアのラウンジパンツで贅沢に素材を楽しむ。
サルバムのサスペンダーパンツと。ギャバとヘビーコットンでの黒合わせ。
こうして商品の説明をしてしまうとネタバレ的な感じになってしまうけど、一般的なパーカーやスウェットパンツを想像しながら着てみると、素材へのこだわりやディテールにいろんな気づきがある。
「恒久的なアイテムをアヴァンギャルドに、アヴァンギャルドなアイテムをリアルクローズに」。
なるほど、着てみないとわからないこの高揚。
あなたもぜひアハを体感してみて。
ROBIN
実は中に履いてた。
職人になったらしいC氏による手縫いロンT。近々カミスンだとか
サイゼの間違い探しは本当にむずい。
サルバムスカートパンツ合わせで直球のかっこよさ。