Extreme Cashmere
Extreme Cashmereはオランダ・アムステルダムを拠点にする、ニットウェアレーベル。その名のとおり、内モンゴル産のカシミアを贅沢に用いてユニークなウェアや小物を展開している。ウェアは全て性別年齢問わずワンサイズというスタンスがブランドのボーダレスかつタイムレスな哲学を反映している。
自分のファッション的なサイクルを、ブランドのシーズンごとの通称になぞらえると、現在はきっとカシミア期だろうか。カシミアの良さを一度知ると、選択する素材に対して敏感になる。カシミアと言っても混率や編み方、織り方によってタッチや質感、空気感が異なるのと同様に、ウールやレザー、スウェットやナイロン生地でさえ、チョイスが繊細になる。
日本料理がその恵まれた気候と環境から採れる豊かな食材ありきで料理を構築していくのと同様に、日本人にはそもそもデザインのクオリティと同水準に素材の良さを求める血が流れているのかもしれない。
さて、今年もこの季節がやってきました。僕たちが愛してやまないカシミア専業レーベル、Extreme Cashmereより、新しいコレクションが届きました。いや、届いてました。というのも、一応しれっと店頭には並べてたんですが、あんまり紹介すると冬の醍醐味が無くなっちまうぜ...ということで、温存してました。まあでもせっかく三連休だし、汗かいてニット着てもらおうと思い立ち、沢山並べてみました。来週からまた一層涼しくなるぞってことで許してください。短パンにカシミアニット。定番の"Be Classic"、ネックにスリットが入ったレギュラーフィットのクルーネック。RierのロンTそろそろ買っていいかしら。
ツイードの短パンにカシミアのカーディガン。インナーをTシャツにすれば今の時期でもアウター着れるので、去年トムヨークのライブで買ったのを引っ張り出してきました。
今はトップス大きめ気分。デニムシャツをニットのインナーにするの、汚れが気にならなくて好きです。+エンソウのヴィンテージみたいなジーンズ。
ほんとカシミアがどうとか、最高の着心地とか、この服が最高だとかあの服が最高だとか、ほんとどうでもいいんです、強いていうなら全部最高なんです。正確に言えばきちんと洋服に愛を持って取り組んでるお店やブランドは全部最高なんです。愛がないやつは論外なんです。
とにかく僕はカシミアを着たくてこのブランドのニットウェアを選んでいるのではなく、着心地が良くて、センスを感じられて、ファッションを楽しめる、そんなニットがただ着たいだけなんです。それがエクストリーム・カシミア。
小休止。小物とパンツは2色ずつ。あ、ビーニー結構いいですよ!
写真で伝える気がないカシミアパンツ。新しくリブタイプの"Strut"が出ました。定番のパンツより気持ちお高めですが、まあいっかってなる感じだと思いますよ。
こちらも全く伝える気のない黒のカシミアパンツ。マノロのニットシャツと、ドリスのコート。今シーズンは黒い服しか着ない人の気持ちを理解してみるために、黒い服を沢山仕入れてみました。どっちもたのしいですね。
12月~1月にかけて出没する全身カシミア・マン。去年はチャコールグレーで揃えてましたが、今年はライトグレーだな^^久々に大判のストール"Witch"もオーダーしてみました。
最近あまりお店でゆっくりスタイリング組んだりできてなかったので、久々に沢山遊んでました。こういう直球で服屋っぽいのも悪くないですよね、たぶん。
相変わらず紹介が追いついていない新作も沢山あるので、今週末も気が向いたら適当に遊びにきてくださ〜い。Extreme Cashmere New Collection
10.11(Sat) 13:00~ Launching.
週末も元気にお待ちしてます。
イタイ去年のカシミアマン