Diary 090 日傘的

1日2回の子供との散歩。曇りならまだしも、今の時期からでもまあ暑いこと。女性には強い味方であろう日傘は男性にももっと普及しそうなのに、なんて思っていたところだ。

ENSOU.のサンドパーカー。デザイナーの西川さんはこれを日傘的な羽織と言う。確かに、今ぐらいの日差しでも清涼感を保って着れるこの生地。シャツ地としてエンソウでは何度か見かけた素材ではあるが、シルクとリネンのハーフハーフ。それでいてリップストップっていうハイテクなんだかローテクなんだかわからない感じも最高だが、ふっといアームは風もすっと通り抜けるし、でっかいフードは日差し避けにもなる。随所のドローコードを引けばシルエットは軽やかさも自在だ。

フードを被ればてるてる坊主みたい。照る照る坊主。そこは照ってほしくないところなのについ連想してしまったが、まぁいくら照っても暑くはないとポジティブな目線で。

暑苦しくも捉えられそうな黒を涼しく楽しめるのもいい。秋冬っぽい配色を春夏に。店頭でもしょっちゅう口にしているかも。もちろんそこには快適さが欠かせないのだが。

週末に出すウィリアムのアトリエシャツに、エンソウのブロッキングトラウザー。どちらもしなやかなタッチでいてどこか凛としている。手仕事を重視する二人が思い浮かぶこのブランド合わせは好きだ。

あ、サンドパーカーは白も一つだけあります。

白だとなおてるてる坊主。

男性にも日傘が必需品となるかはわからないが、日傘的、な目線は夏を快適に過ごすのにきっと役立つはずだ。

ROBIN

サンドパーカーと同じシルク/リネンを使ったシャツ。ついつい着てしまう心地いいクタクタ感。

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