Diary 221 - 言いたいことも言えないこんな世の中じゃ

Diary 221 - 言いたいことも言えないこんな世の中じゃ

寒がりな僕だけど、この季節を待っていた。

この間、鍋を食べましたが、やはり寒い時は温かい料理がやけに美味しく感じますね。お洋服も季節やシーンに合った、いわゆる旬なものを着れる楽しさがありますよね。

と、言いながら、季節の旬というフィルターを通さなくても、鍋にしろラーメンにしろ、別にいつ食べようが美味しい訳で。夏にレザパンを履くし、冬にショーツも履く僕にとっては、あまり関係ない訳で。

バック・パックは心意気を背負うように。フリースパンツを履くことは、エレガントな心を纏うことでもある。謙虚なブリンブリンも付けて。

さて、この季節を待っていた訳は、RIERのフリースが旬だから。僕は、フリース・パンツがとっても履きたいんです。

フリース・パンツも、ハーフ・ジップ、スカート同様ヴァージン・ウールを使用しています。ヴァージン・ウールは謂わゆる高級素材で、通常のウール素材よりも柔らかくて軽いし強度もある、そして当然暖かい。裾は絞られておらず、ドレスパンツのような、ストンと真っ直ぐ落ちるストレート・シルエット。ウエスト部分はドローコードの付いたイージー・パンツ仕様。おまけに、雪のようなふわっと柔らかい発色のオフホワイトと、夜空のようなツヤっと光沢感ある発色のブラック。ミニマルで、スポーティで、エレガンスな、フリースパンツです。

ジャージにジャケットにスニーカー、そしてビーニー。真っ白なフリース・パンツは、ラフなスタイルにもラグジュアリーを添えてくれる。

僕は、RIERのフリース・パンツを無農薬野菜みたいだなぁ。と、思いました。アンドレアス・ステイナー氏が、南チロルで丹精込めて作る無農薬野菜は、エレガンスで、プリミティブで、サステナブル。ジャンク好きな僕に、RIERのフリース・パンツは、日常にエレガンスをサプライズしてくれる。

新・山ファッション。派手な色だろうが、まるで違う素材だろうが大丈夫。フリース・パンツが締めてくれる。

言いたいことも言えないこんな世の中じゃPoison。だから言わせてください。

RIER / FLEECE TROUSERS

Collection of Diary 221

お洋服の流行?素材?形?そんなもの、関係ないね。旬だろうが、旬じゃなかろうが、はっきし言って、僕は今を楽しみたいだけ、なんです。

ウツミ

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