Diary 007 初夏の装い
Diary 007 初夏の装い
暑かったり、寒かったり。
気温がうまく掴めない微妙な時期が過ぎ去って、これからの夏を予感させる様なじっとりと少し体が汗ばむ気温になってきた。
暑いからといって、単に半袖・短パンを着て過ごしたくはない。日常においての何よりの楽しみである「装う」という事を諦めている上に、夏に対して降伏宣言をしている様な気がして。勿論、半袖・短パンが格好悪い、というわけではなく、どこか手を抜いてしまっている様な気がして、自分の中で収まりがつかないだけだが。
「装う」という事を楽しんでいるからこそ、この時期に選ぶべき服を考えてみよう。
それではまずはサマーニットなんてどうだろうか。
サマーとついているくらいだから、きっと暑くたって着れる。むしろそのタイミングで着ないと勿体無い。当たり前のことだが、夏にサマーニットを着るというだけで、ちゃんと「装い」について考えれているなと感じさせてくれる。
夏に着るスモッグ、波打つボーダー。新鮮味があって良い。
清涼感のある青と白のコントラストは夏の色彩の最適解だと思う。コットンとポリエステルをベースに織られた生地は夏の肌に触れても涼しげだ。首元の紐を縛って絞りを作ると、中性的なニュアンスに。男性は勿論、女性も袖を通してみて欲しい。
ゆとりのあるシルエットのスモッグにはそれに合わせるのはリラックス感のあるパンツ、素材は夏にうってつけのリネンとシルク。この時期の「装い」は素材で選ぶのも一つ。
たまらなく暑い時には、シャツごとガバッとまくって。夏でも手を抜かず、動きをつける事はいい事だ。
暑いから着ないなんて勿体無い事は言わずに、この季節ならではの「装い」を楽しみたい。
Sulvam / African One Piece Knit ¥41,800-(税込)
Wales bonner / Soul Trousers ¥70,950-(税込)
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