October 23, 2025
Diary 212 - 巻いてもうてます
Diary 212 - 巻いてもうてます
Kiko KostadinovのTarr Throw。小さいスカーフと大きいスカーフがくっついたような、ポンチョのような、大判のフリンジ付きブランケット。表面はふわっと起毛感のあるパープル、裏面はしっとりと柔らかいブラック。前回ご紹介したジャガードの星柄のものは完売。こちらはアウターとして、もしくは大きな布として首や腰に巻いたり、冬に重宝しそうなウールシルクのダブルフェイス生地。
イタイさんがブランケットにノマド・イズムを感じると言っていました。確かに草原地帯を悠々と歩く遊牧民や、砂漠でラクダにまたがるタフな男性が着ているようなイメージがあります。一枚の布だけで体を包み込んで隠してしまうセクシーさと潔さ。肌寒いから家にあったブランケットをさっと羽織った、というような、気張ってる感じがしないのもいい。ただ、確かなモードの香り。
今までKIKO KOSTADINOVをエッジの効いた難しそうな服とばかり思っていましたが、このブランケットのように生活そのものにスッと溶け込み、馴染んでくれることを知りました。




キコのシャギー生地のミリタリー・コートにサルバムのスカート・パンツ。そこにTarr Throwをただ巻いてもうてます。少し不良っぽいけど、男の色気が漂うスタイルが今の気分。




グッと冷え込んできましたね。いつもの格好にただ適当に、巻いてもうてください。
KIKO KOSTADINOV / TARR THROW
ウツミ











