堅苦しい


堅苦しいのは嫌ですねえ。

肩も凝るし、時には耐えきれず発狂してしまいそうになることもありますよね。

例えば「勉強」って聞くとそれだけで耳を塞ぎたくなるようなパワーワードになり得るというか、少しウッとする、はたまたそれをしてると些か偉いことをした気分になったりもします。

僕も昔から「勉強」は苦手でした。
夏休みの宿題は一度たりとも完璧に提出できたことは有りませんし、テスト勉強もろくにしてきませんでした。

なんでテストでいい点を取らないといけないのか。勉強ができるわけでもない親やそんなに仲良くない教師に褒められても何も嬉しくないし。
友達より多少いい点を取ったからって総理大臣になれるわけでもなく、そんなマウントは最初から取りたくないですし。

ですが、ただ何であれ「知らないことを知る」ことは昔から好きでした。例えばこの虫の名前は?とか、この漢字はなんて読むのか、とか。

それは「勉強」ではなく好奇心から生まれる欲求だったので、その欲を満たすのはもちろん心地いい物です。おいしいご飯を食べるのと、ぐっすり睡眠を取るのと、変わらないと思ってます。

「知らないことを知る」ことが嫌な人はいない、と信じてます。

興味がある、ない、は多少なりとも関係あると思いますが、世の中には自分が知らないことだらけなのですから、自分が出会った知らないことを教えてくれる人には僕は積極的に話を聞きます。

意味はあるのかどうかはわかりません。
そもそも「知らないことを知る」ことに意味を求めていません。
強いて挙げるとすれば、他人のことを少しでも理解するために引き出しを増やす、ということでしょうか。

少しずつ堅苦しくなってきましたね。


上で述べたのはまず堅苦しさは視点の変化で和らぐことがありますよね、ということです。
次に述べるのは堅苦しさは良いことの予兆かもしれないということです。

例えば蟹を食べるのはめんどくさいですよね?河豚でも雲丹でも蜂蜜でもなんでも良いのですが。
一見面倒だとか、堅苦しいと思われることを解いていくとそこに旨味が隠されているのではないかとそう思うわけです。

今度は例えば英語とかいかがでしょう。

日本ではこんなに英語を話すことの大切さや英語を勉強するためのスクールが溢れているのに今だに英語を少し話せるだけでスゴいと称賛され、ある程度の職は保証されていますよね。
とはいえ僕も英語話せない一人ですが。

堅苦しさ、というのはある意味自動的にその奥にある物の障壁になり得ます。
自動的にたどり着く人数が減るという装置です。

それだけ一見取っ付きにくい文章や事柄に挑戦する体力が無い人が多いってことですね。


ネタバラシをすると、僕はブログを書く時そんなに大したことを書かない時はワザと堅苦しく書きます。逆に良く見てほしい、読んで欲しいブログの時は少しわかりやすく書く部分を設けるようにしています。

前者の場合は今後難しい文を読む時に抵抗が無くなるかな、とか後者の場合は色んなことを考えるきっかけになるかな、とかどちらにせよ、一度読むだけで終わって欲しくないなあと思いながら書きます。

Salに本が置いてあります。

BlackEyePatchやP.A.M.、LANDLORDなどのセールス(いわばブランドとお店の間に立つ人ですね、ブランドとお客様に対する僕たち洋服屋みたいな関係性です。)をされている1729Agencyのトムさんにセレクトしていただいています。

フォトグラファー、スタイリスト、アーティスト。
特に、洋服だけでないファッションの背景や過程を知ることができる本をセレクトしていただいています。

Muktaにも雑誌とか僕の私物の本も置いてます。

何でも良いので読んでみてください。
ファッションをより楽しむきっかけにはなると思います。

初めは何か引っかかる部分があれば、それについて聞いていただいて、一緒にお話ししましょう。
それで、これは記憶に残したいと思ったらご購入いただければ良いのではないかと思います。

追ってオンラインにもアップしますので、そちらもご覧ください。

よろしくお願いいたします。

イタイタイコウ

June 2020