Diary 132 - マシュマロみたいに
Diary 132 - マシュマロみたいにどうも、イタイです。6月に入り、神戸の街がいよいよ夏のツラになってきました。日中は気持ちよく汗ばんで、夜は気持ちのいい風が身体のそばを通りますね。今月半ばから二週間ほど、梅雨を避けるように海外出張に行ってきます。毎年これだけ梅雨の時期に出張に出ていると、あの梅雨のじめッとした、でもしとしと紫陽花が咲いては散っていくあの日本にしかないグレーの情景がなんだか懐かしく思います。
今回は毎度のパリに加えて、スペインとイタリアに行ってみるつもりです。半年に一度の海外出張は自分にとって大事なルーティンの一つとなりました。異国の地に行くことで今自分が立っている場所を再確認し、どんなことを新鮮に感じて、どんなことに安心するのか、そういうことが分かる機会であるように思います。
お土産、買ってきますね。
大体初めは突っ込まれる短さの短パンにお気に入りのTシャツ、シャリッとした強撚ホーズにミシマ。室内は寒いからその上にジップフーディ。夏の僕は大体こんな感じです。
季節の変わり目に繊細になって、選ぶ洋服の幅が増えたのはいつからだろう。前までは見向きもしなかったカテゴリの洋服を手に取るようになったり、今まで触れたこともない生地の服が着てみるとなるほどなと納得することが増えたり、なるほどそれだけ自分が洋服選びが上手になってきたということなんだろう。
夜は肌寒いくらいのこの季節。この間出張で行った東京よりここ神戸の方が涼しい気がするけれど、どうなんだろう。少しずつ天気も雨がちになってきて、でも傘も差さない程度の日ならカンカン照りの日よりむしろ服は濡れてないんじゃないだろうか。なんてしょうもないことを考えながら、今日は何着てけばノンストレスで一日過ごせるかな、とか今日は雨だから水弾いてくれるやつがいいな、でもあの人と会うから少し華やかなものじゃないとな、と服を選ぶ。
季節の変わり目の時期はいつも、毎日の微妙な移り変わりにいかに繊細になれているかの試練を課されているような気がして、その試練に成功した時は心の中でほくそ笑み、思ってたより肌寒い、みたいな失敗をした時はやっぱりないよりある方がいいよな、と再確認する。
そんなことは、さておき。お気に入りの白ジーンズと、どこかの映画で見たような、タンクトップにジップフーディ。足元はミシマ。夏の僕は大体こんな感じです。紐の結び方は吉田くんのお気に入りらしい。
FAFのZIP-UP HOODIE XIN。モチモチのマシュマロみたいなボンディング素材のこのパーカーは、展示会で着た時にすごくいいなと思って仕入れました。立体的なポケットと、ボンディングならではのシルエットのちょっとしたコクーン感が可愛いです。元々ボンディング素材のジップアップパーカーを年中着ているので、その便利さと楽ちんさをいろんな人に味わってほしいなと思っています。トップグレーとお馴染みのWIKによるオリジナルカモフラージュ柄の2色展開。
Mukta / Salで唯一といえるかもしれないストリートと呼べる、日本のストリートブランド、FAF / Fake as Flowers。そもそもは男の子が忘れてはいけない、背中で語るというか、男の流儀みたいなものというか、を強く感じる洋服が常にあったらいいなと思うので、お店に仕入れています。パーカーのフードを被ればもう気分は男の子。イヤホンして好きな音楽聞いて傘も差さずに歩きたい。大体初めは突っ込まれる短さの短パンにお気に入りのTシャツ、シャリッとした強撚ホーズにミシマ。室内は寒いからその上にジップフーディ。夏の僕は大体こんな感じです。
お気に入りの青ジーンズと、どこの映画でも見ていないスモックシャツにジップフーディ。足元はミシマ。夏の僕はこんな感じではない。吉田くんの私服に着ただけ。
大人になるにつれて、梅雨を愛せるようになってきました。短パン履いてお気に入りのTシャツに適当に羽織ってください。頭柔らかくいきましょう、マシュマロみたいに。
FAF / ZIP UP HOODY XIN (Top Grey, WIK Camo)
P.S.
最高の白Teeもお店に並べておきました。
イタイ