Diary 141 - 港町とワークウェア
Diary 141 - 港町とワークウェアイタイさんがフランスに向かっているからか、最近フランス映画好きの友人とよく会っているからか、マリンボーダーのボートネックをよく着ているからか、フランスに思いを馳せています。ボートネックと呼んでいましたが、バスクシャツと言ったり、どっちが正解なんだろうとふと思い、調べてみました。バスク地方はフランスとスペインの国境近くの海辺の街々のことを指すそうで、起源には諸説あるそうです。フランスのノルマンディ地方を起源とする説もあるらしく、フランス人はバスクシャツとは言わないなんて書いてある記事もありました。とにかく海辺の街の漁師、船乗りに愛用されたワークウェアが始まりだということ。
可愛らしい印象がありますが、発祥は働く人たちの為のワークウェア。その為、生地は分厚く、ガシガシしたものが多いです。同じ海辺の街神戸で働いたり、遊んだりする僕たちからすると、夏の暑さでは快適とは言えません。
William Oweson Förlagのアトリエチュニックは、ラミーの軽く、ドライな肌触りの生地感。チュニックという形、ツイストした袖のシルエット、軽やかな生地感は、シャツっぽくも、カットソーっぽくもある。モノを入れるのが不安なポケットが可愛らしい。ざっくりした首元、ちょっとだけ短い袖の丈はボートネックのカットソー味感じてならない。シャツの羽織り感がなく、カットソーよりもシャツぽく着れる。そんなソフトで、快適なワークウェアになってくれると思う。



ドレスライクにジャケットのインナーにしても、少しモードな雰囲気で合わせても面白いです。バスクシャツとして使うのもいいし、チュニックとしてファッションコンシャスにも使えます。


William Oweson Förlag / Atelier Tunic - Ivory , Dusty grey
P.S.
昨シーズンの柔らかいコットン素材のくすみパープル、肌触り最高の快適なトートバッグも一緒に並べています。



William Oweson Förlag / Atelier Tunic - Dust Purple


今はスペインにいてるイタイさんは、こんな姿で過ごしているそうです。
ヨシダユウキ