Diary004 そろそろ、もう一枚。

8月頭から3週目にかけての停滞前線がやっと明けてきた。

四六時中の雨模様から、夏なのにクーラーもいらないんじゃないかってほどの気温の一変ぶりに慌てた人もいるだろう。

一方、夏真っ盛りの中、届く秋冬の新作に心躍らしてくれる方には嬉しい期間だったかもしれない。
買ってからしばらくは寝かして、、なんて当たり前だったあの一着も、もうおろしてもいんじゃない、と導いてくれるような。

実際、先日のSalの立ち上がりでは暑い中もおろしたての服で遊びに来てくれるお客様を何人か見かけた。

暑くないの?と聞くとこう返ってきた。
一度Tシャツの上に何か着て過ごせてしまうともうTシャツ一枚には戻ってはいけない気がするんです、と。

シンパシーを感じた。

その時シャツにレザーのカバーオール(これはやりすぎた)を着た僕も同じ考えで、暦上ではもう秋だと知ってからTシャツ一枚で過ごすことはない。ちなみに立秋は8月7日だった。

と言っても今日のDiaryではまだ、越冬用目玉アウター!!なんて提案するわけではないが、昨日に引き続きMAXIMEからこちらをぜひ。

MAXIME / SLEEVELESS JACKET (BLACK) ¥73,700-

コットン100%ながらも糸から生まれたであろう上品な滑り気を帯びたボディの質感が、マットなインナーとの合わせでいいシナジーを生み出す。

ジャケットの残り香を醸すハーフジップ、横身にまで走るシボ感も強めなレザーのポケットフラップ。

インテリアデザインをメンズワードローブに落とし込むというブランドコンセプトに基づくと、輪郭を引き立たせるやや長めに設定された肩幅が、中に合わせた同ブランドのハウスロゴシャツも相まって屋根に見立てた時の"へり"に見えてくるのも一興かなと。

おっと、こんなところにコンシールポケットも。
交差して手を入れる動作に上品さがまた一つ。

マットなインナーと合わせるなら秋冬に向けてニットなんかもかなりいい。

もっと今に寄せるならTシャツなんてそれは合わせやすいと思うが、
前述した通り僕はもうTシャツ一枚で過ごすことはないので、皆様そこはぜひ店頭でお試しを。

そろそろ、もう一枚着てもいんじゃない?

Robin


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