Diary 044 - 冬はカシミヤ、春はコットン

Diary 044 - 冬はカシミヤ、春はコットン

気持ちのいい天気が続いていて、少し先に待っている春が待ち遠しくなる。寒い日には暖かくて着心地の良いカシミヤのニットをたくさん着ている、暖かくなっても、着心地の良いニットを着たい気持ちは今年も変わらず続きそう。じゃあ素材をもっと軽くシフトして、コットンのニットなんて丁度良さそうだ。

誰もが馴染みのある素材、でもコットンニットを普段から着ているなんて人はかなりの洒落者だと思う。冬の間だけ、なんてサムイ事言わずに、暖かい時にも合わせたニットを着てみよう。年中着れる素材だけど、今からが旬。

MATSUFUJI / ZIP UP KNIT CARDIGAN ¥53,000 + tax

ジップカーディガン、好きな響きだ。機能的なダブルジップに、ダブルジャガードで織られた凹凸のある柔らかい風合い。ハイ&ローな服にいつも僕は惹かれている。MATSUFUJIの服は僕たちのワードローブによく馴染んでくれる。ただ馴染むだけではなく、どこか遊びを残して。着方はそれぞれ、着る人によって印象がまるで変わるのが面白い。

ダブルジャガードで織られたニットは、裏返しで着ても、違った表情を見せてくれる。その日の気分で変えてみても良い。今の気分で言うと、肌寒い日に合わせて、少し色味に落ち着きが欲しいから裏返しで。

まだまだ"剛"なハリのある刺子コートの上から、柔なカーディガンを羽織って、ニットブルゾンの感覚で。軽さはあるのに地に足をつけた安定感、剛と柔のレイヤード。コットンニットの柔らかさを活かして、余す事なく重ね着を楽しみたい。

新しい季節には、新しいことに沢山触れてみたい。今まで自分が選ばなかった服にあえて触れたり、新しい着こなしをしてみたりして。そんなに難しく考えなくたって良い、気楽に楽しもう。少しずつ、自分の感覚を成長させていきたい。今年の春はまず、芽を出すところから始めてみよう。

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こうしてブログを書き綴っている間にも、続々と春夏のコレクションがお店に届いている。明日には僕も楽しみにしている、Omar Afridiの第一便が届く予定だ。届くのは、これからの時期に丁度良いスウェットパーカーとスウェットパンツ、そして爽やかなギンガムチェックのスラックス、そして定番のショルダーバック。どれも動きが早そうな感じ。26日から店頭でご覧いただけるので、気になる方は是非、お早めに。

田中

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