TIME AFTER TIME - doublet 21AW Launch

まず初めに。

SNSにてアナウンスしておりました、
FAF× Sound Sports Pop Up Retailの開催が延期となりました。

ご来店予定だったお客様には大変ご迷惑をおかけしますが、
また延長後の日程が確定次第、再度ご案内させていただきますので、
開催まで今しばらくお待ちくださいませ。

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"Time After Time"

真っ先に浮かんだのはシンディー・ローパーの名曲。
母親が口ずさんでたのを聞いて、CDではなくカセットテープで曲を覚えた幼少期を思い出す。

未だに忘れないもんだなぁ、なんてノスタルジーに浸りながら、同タイトルをコレクションテーマに設けるdoubletのショーを見て、それはあっという間に置き去りに。

雨やスモーク、アラートのように光る赤ランプ、スクラップされる車。
それに歩くモデルの様子もなんだかおかしい、、

その違和感を解明しようと、いつの間にか画面に釘付けにされたのは皆さんもきっと同じなはず。

演出のアイデアソースはクリストファー・ノーランのTENET。

「映画を見た後、家でボールを使って逆再生だとどんな映像になるのかずっと遊んでいて、そこでショーを逆再生で見せたら面白いのではないかと考えた」と語るデザイナー井野氏のユーモアに溢れた世界観、まさに井野マジック。

"TIME AFTER TIME"
時のあとの時。

同名のタイムトラベル映画のように、幼少期まで記憶を戻してタイムスリップ。
赤ん坊の頃に着てた服、幼稚園に身につけて通っていたもの、小学生の頃に好きだったTVや集めていたシールやおもちゃ、憧れていたアイドルからのインスピレーション。
そして、昭和の時代、祖父母や親から何度も聞かされていた「もったいない」という言葉。

古着のセーターや裁断クズのウールを再生羊毛として蘇らせたスーツ生地や古着デニムを糸にしてもう一度織ったデニム、日本ではウールの原毛のゴミを取り除く化炭処理と呼ばれる酸とアルカリの溶液を使用する作業が現在はできないため廃棄されてしまう日本の羊毛を化炭処理をせずにワラなども混じりながら織った純国産のメルトン生地、再生ペットボトルで編んだファーコートなど、捨てられてしまうものを「もったいない」から再利用した素材たち。再生羊毛の生地耳には原料の文字が織られ、メルトンには牧場の記憶のアップリケ刺繍、再生ペットボトル生地に施したペットボトル型のボタンなど、リサイクル前の記憶をデザインとして配置。

昨今の情勢により立ち止まっていた今、ここからまた歩き出していく。
時のあとの時。
これからの未来に向けて。

これは私たちの「再生」の物語です。

こう綴るブランドからのメッセージに、僕のノスタルジーも救われた気がする

明日、7/22 13:00よりdoublet 21AWコレクションが店頭にてお披露目。
連休初日の高揚感、ぜひdoubletと一緒にお楽しみを。

robin

 

 

 

んー懐かしい、、、

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