Diary 041 剛と柔
Diary 041 - 剛と柔
柔よく剛を制す。武道をかじった自分としても馴染みのある言葉だが、素直に確かにと頷く自分は1割、いやいや制さなくてもどっちにも良さがあるやん?と思う自分が9割。極端にしてしまうことをあまり得意としない身としては、その両立が許容されるモノ、コトは非常に平和的(と言えば聞こえがいい)で心地いい。
KOZABUROのオリエンタルワークコートはそんな自分と共鳴する。
もはや定番と言ってしまっていい刺子地のコートが今季も店頭に到着した。最初は道着さながらの無骨で男っぽい硬さはあるものの、着れば着るほどに馴染んでいく体にフィットしていく。まさにその一着で剛と柔を感じることができる。とは言えまだまだ硬さがあるうちにコートとして着るならサイズは2で少しゆとりを持って着るといい。色味も優しい古着ライクなensou.のスウェットたちとスタイリングで剛と柔を両立してみるのもおもしろい。
青錆を連想させるグリーンは今季の新色。ensou.のフライトジャケットとDVNのポプリンのカーゴパンツの柔らかさでサンドイッチ。オリエンタルコートをレイヤーに使い出したらあなたもすっかりザブってる。挟むならタイトにサイズは1。よくよく考えてみると挟んだ二着そのものもミリタリーをライトに表現していると考えるとこれもある種の剛と柔の両立か。通りで好みなはず。しっかりパーソナルオーダーしてた。
制するのではない。
"剛柔"な人間になりたいんだなぁ。
ろびを
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