Engagement
皆様「チェンソーマン」はご存知ですか?
それは、最近というか少し前から現在に至るまで熱が冷めるどころかエンジン全開でハマり続けているマンガです。
中学生の時に20世紀少年に衝撃を受け、その単行本をお小遣いも無い中で何とかして買い集めたのが記憶に残っていますが、その時以来に単行本を買いました。
所謂悪魔を題材にした定番的な設定の少年マンガですが、そのマニアックなコマ割りや描写、綿密に練られたであろう、そしてサプライズ感溢れるストーリー展開とまだ6巻までしか出版されていませんが、その捻くれた作者の生み出す濃密さのせいで僕も夢中にさせられています。
興味がある方はお貸ししますのでお読みください。
僕が思う、2020年現在で一番「今」っぽいマンガだと思います。
主人公の頭のネジが外れてて最高なんですが、それもただイカれてるわけでも、ただアホなわけでもなく、ある意味ピュアに何も知らずに育ってきた環境が生み出した男の子、といった様子。
だから、少年漫画にあるあるの、アホなキャラが急に真面目になってクサイことを言う、何てことも無いわけです。
純粋に胸を揉みたいから、殺されるから、ある意味動物に近い理由で戦うわけです。
そういう、読み進めながら胸に痞えるものががない漫画ってそうそう無い気がします。
ふと考えるのは、洋服に対してどこまでピュアでいれるのだろう、ということ。
直感で惹かれる、ただ着てみたい、そういう感覚は年々減っていってしまうように思いますが、それは自らの感覚が洗練されていくが故に琴線に触れるモノに出逢う確率が低くなる、ということを理解しながら、そういったモノに出会った時には間違いなく逃してはいけない感覚なのだと思います。
自分で選び、掴み取る。
例えば僕はまだまだコートを着ます。
Undercover - Spring Coat
スプリングコートというアイテムは間違いなく強い意志を持っている方のみが買う代物なように感じます。
何しろ、その限定された使用時期。
少し動いたら汗をかいて脱ぎますし、肌寒い時には少し心許ない。
ただ、何故か魅力的なんですよね、薄いコート。
それは恐らく定番アイテムのようで定番でないから。特に日本では。
そもそもコート、というアイテムが好きなのですが、如何せん冬のコートは重たかったり、クラブに着ていくには不向きだったりと、個人的にもあまり所有していないアイテムですが、この時期に着るコートはコットンやナイロン、シルクなどでしょうか、軽やかでいてコートならではの気品があり、何よりその存在の矛盾。
サマーニット、サマーウールなどにも同じ感覚を覚えます。
ギリギリ季節を外すのも好きなひとつの要素かもしれません。
夏にダウン、冬に半袖短パンはカッコよくないですけど、夏にレザパン、冬にサンダル、とかちょっとカッコよくないですか?
繰り返しになりますが、そういうの、好きなんです。
多分Mだから。
Undercover - Spring Coat
幸いこのコートはかなりアクティブ仕様。
背中側にボディバッグがドッキングしたような十分な容量のポケットが付属。
ドリンクホルダー的なのまで付いてます。
薄手のポリエステルなので、感覚的にはシャツと変わりません。いやほんとに。
ぐしゃぐしゃに丸めても気にならないと思います。
梅雨の時期までは着れるかな。あとは秋。
Undercover - S/S V-neck Knit
こちらはコートではありませんが。
半袖のVネックニットて。同じことですね。
自分で選び、掴み取る。
こういう少し捻くれたアイテムこそMuktaのお客様には着て欲しいですね。
ネットと向き合う時間も増えたでしょうが、周りに流されず。
常に客観的に、冷静に。
アンガージュマン。
→Undercover SS20 Collection
イタイタイコウ
P.S.
モデルしてくれたシブキのかっこいいミックス、よかったら聞いてください。
https://www.mixcloud.com/sbk_cavityboyz/mood/