Diary 030 - 殻破り



with sulvam / PLAID OVER COAT
with KOZABURO / ORIENTAL WORK COAT
C.P.COMPANYは常に革新を続けている。Massimo Ostiがディレクターの座を退いた今でも、現デザイナーのPaul Harvey氏がブランドの精神的な遺産、DNAを受け継ぎながら現代へ、未来へフィットするように前を進み続けている。卵から雛が孵るように、自らで自らの殻を破っている。時には誰かにヒビを入れてもらえれば殻を破りやすくなるかもしれない。殻は自身を守る暗闇のシェルターになりうる一方で、篭り続けた先に明るい未来はない。少しの恐れをグッと噛み締めながら、外敵や外気に身を晒すド・M根性を持ちたいものだ。
殻を破ったあと、少なくともこのダウンジャケットは身体と心の両方を守ってくれる服だと思う。
イタイタイコウDD Shell 021/2シリーズは、前シーズンの製品と同様の構造を採用しながら、従来の10デニールのクリスタルシーレに代わるものとして、不透明な7デニールのナイロンアウターシェルを使用しています。コーティングを施していない上質なナイロンとダイレクトダウンインジェクション製法を組み合わせることで、よりソフトな着心地が実現し、ダウン製品を着用し続けたいと思わせる素材に仕上がっています。新しい7デニールのナイロンは、従来の10デニールのシーレに比べて透明度がやや低いため、より繊細で調和のとれた明暗のコントラストが生み出されます。
C.P. COMPANY / DD SHELL GOGGLE DOWN JACKET
https://mukta.jp/collections/c-p-company/products/13cmow168a-006099a-ivy-green