Prologue "MA" 【KOZABURO AW20 Launch 9/5 13:00- 】

悪いとモテない。
抜けていると間抜け。

日本語の「間(ま)」とはつまり空間や隙間のことだが、単なる空白のことではない。
単なる空白では悪かったり抜けたりはしない。

目には見えない何かが確かにそこにあるのだ。
何もないものが、ある。
半年前、公三郎氏は"MA"というタイトルでAW20コレクションを発表した。
とりわけ公三郎氏が今シーズンで指している"MA"というのはブラックホールという存在だったようだ。

太陽よりはるかに膨大な質量を持つ恒星の行き着く先であるブラックホール。
僕は文系なので詳しくないですが、1cm角の体積あたりの質量が200億トン以上にもなるそう。角砂糖で考えたら半端ないですね。

あまりにも高すぎる密度のために自分自身の重力を支えきれず、中心に向かって収縮し続け、挙げ句の果てに時空を歪めて穴を開けてしまうという。
光の速さですらその重力から逃れられないので、真っ暗な闇のように見えるのだと。


 ルックとしてアップされたその写真を見た時は正直唖然とした。

「ほとんど何も分からない。。」

宙に浮いているように見えるその写真から辛うじて読み取れたのは宇宙がテーマに関わってくるのだろうということと、おびただしい量の"KOZABURO"から成る吸い込まれそうなグラフィックだった。

ドSなあの方はきっとこの真っ暗なルックを見て困惑している僕たちをよそに、しめしめとほくそ笑んでいたのだろう。
ただそれもブラックホールという"MA"に公三郎氏自身が存在しているような感覚、あるいは自身をブラックホールそのものに喩えていることがどういうことを意味しているのかを理解できた時点で納得した。

新しいものを外部に求めるのではなく、内省し、自らの内に内に深く潜り込んでゆくことで新たな次元へと進む。

今回はプロローグとしまして簡単に。
文字通り濃縮されたKOZABUROの新たなコレクションをその目で見ていただきたいと思います。

明日より立ち上がりです。
よろしくお願いいたします。

KOZABURO AW20 Launch at Sal & Our Online 
9/5(Sat) 13:00 - 
https://mukta.jp/collections/kozaburo

イタイタイコウ






September 2020