Diary 046 - どうだっていいよ

Diary 046 - どうだっていいよ
君のことなど誰も気にしてない。なすがままに歩けばいい。

あなたの考えは知らない。僕には関係がない。
重苦しいのも、軽くて浅はかなのもいらない。

全て、和やかにぶち壊したい。

綺麗に並んだドミノを、思いっきり綺麗に倒したい。

説明はいらない。あなたがそれを見て、何を感じてどういう言葉へと返還されるのか。視覚、触覚、ときには嗅覚や聴覚、もしかしたら味覚を通じて、得た感覚的な情報がどのように言語化されるのか。それ以外に興味はない。

パンツ見えようが見えまいがどうだっていいし、 ウエストがおっきかろうがどうだっていい。何の柄かわからなくてもどうだっていいし、何の形かわからなくてもどうだっていい。
一番最初にスウェット生地にオパール加工を施した、この穴だらけのシリーズを見たときに、僕はヴィヴィアン・ウエストウッドを思い浮かべた。というか、とっても可笑しくて、パンク的で、ファッションしたくなる感覚を覚えた。以前からブランドに感じていた、コンビニでよく見かけるトリュフ風味のスナックのトリュフ臭、くらいうっすらと香るパンク臭との辻褄が、ようやく言語化できるラインまで辿り着いたという感覚だった。デザイナーの相川さんのおうちに夜更けにお邪魔したときに、酒で火照った体でそのことを熱弁したくらいだった。その時多分相川さんは座りながら寝ていたと思う。

RANDYは毎シーズン、いろんなことが本当はどうだっていいことだ、ってことを思い出させてくれるし、一見どうだってよさそうで、本当はどうだってよくないことも頭で再確認させてくれる。和やかにぶち壊してくれる。
sulvam / Cutting Short Blouson, RANDY / Hoodie Jump Suits

RANDY / Sweat Shirts Blouson, sulvam / Short Open Collar Shirt, KIKO KOSTADINOV / ZLATYU Slim Trousers

C.P. COMPANY / KAN-D Hooded Jacket, KIKO KOSTADINOV / ZLATYU L/S Top, RANDY / W-hip Pants

FAF / Crewneck with Detachable Hoodie, RANDY / 50Inch Pants

RANDY SS23 Collection
https://mukta.jp/collections/randy

イタイタイコウ

どこがや

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