Diary 119 - 見頃
Diary 119 - 見頃
シャツが羽織として気持ちいい季節になってきたが、着るにあたってまず初手に考えたいのがシルエットだろうか。Mukta / Salではワイドクラシック、ナロークラシック、ベリーナローの3種類のフィットを用意しているコムデギャルソンシャツ。ひと目で見極めるには身頃の背面、タックの位置をご覧いただくといい。
ワイドクラシック。センターに大きく取られたタックで身頃にゆとりを持たせたリラックスフィット。
ナロークラシック。タックはサイドにありすっきりとした身幅でシャープめのシルエット。
ベリーナロー。こちらはタックではなくダーツが入ることで、ボディに沿ったシェイプのシルエットになっている。
着ていく場所や心の機微に柔軟に対応してくれるからこそどんな人にも溶け込んでいくシャツでもある。中でも少しドレスよりなナロークラシックをベースにしたコレクションシャツは、日常に華やかさと心地いい違和感をもたらしてくれる。
GATHERED FRILLS DRESS SHIRT
規則的なストライプにギャザーで成型されたフリルが前面に。先染めの非常に滑らかな質感のコットンストライプはスリーブで切り替えされ、ドレス、エレガント、さらにはアヴァンギャルドさが爽やかに入り混じる。男性的なイメージの刺子やスウェットとの合わせはかなりフレッシュ。
GATHERED SHIRT WITH 3D ROSE
先のフリルシャツよりやや肉厚でハリコシのあるストライプコットン。ギャザーから生まれるオフセンターのボタンで波打つフロントや、同じシャツ地のローズコサージュが彩る胸元。これぞまさしく華やかさと言いたくなる、見る側も着る側も楽しい一着。
5月の中旬から薔薇も見頃に入ったそう。
シャツの着頃もきっとこれからだ。
https://mukta.jp/collections/comme-des-garcons-shirt
ROBIN