ステファンクックのシューズ
Stefan Cookeから21AWのニューヴィジュアルが届いた。
StefanとJakeのチャーミングな世界観を凝縮した力強い一枚。
楽しみにしている方の声も多くいただいているが、ウェアの立ち上がりについて先シーズンのようにながーーーくお待たせすることはないけど、もう少しお待ちを。
昨日からの雨模様で涼しくはなってきたもののまだまだ冬物の頭にはなれない皆様に、今日は先週の立ち上がりからちらっとしかお見せしていない靴にスポットを当てようと思う。
ステファンクックのシューズ
先シーズンから、2−3型ほどをピックしている。
うちの入荷の仕方からか、ウェアに目がいってしまうせいなのかあまり知られていないのだが実はかなりの種類の靴をデザインしているステファンの2人。
どれも入れれるものなら入れたいが、今季は冒頭のビジュアルでも使用されているエラスティックのものをセレクトした。
これ実はバイカーのディティール。
というのもギアを切り替えるときシフトを左足の甲で突き上げるのだけど、その繰り返しで履いている靴のアッパーに傷がつく。
ロンドンで言うと、モッズやカフェレーサーかな。ブーツだけでなくスニーカーやドレスシューズなどお構いなしに履いていた彼らは、お気に入りの一足にそんな傷はつけられない、けど履きたい、と靴に布やガーゼを巻いてカスタムしていた。っていうところがソースになっている。
バイカーにとってはカルチャーとも言える背景へのリスペクトと、エラスティックでそれを表現する二人のチャーミングさを持って現代に昇華したのが今回のデザインだ。
ELASTIC BIKER DERBY (FSTCMEBKD09009) Black Black
さながらバンデージ、いやフロントゴアとも言えるのか。
欧米の木型を使用した細身のシルエットにやや光沢のあるカウレザー。
レースホールまでも覆うエラスティックのマットさが際立つ。
DERBYは細身ながらもオーソドックスに程よい丸みがあり、ボトムのシルエットを選ばず履けるのは魅力の一つ。
タイトからワイドまでなんでも持っていこいな頼もしい一足。
(余談になるが僕はDERBYのレースを外して履いている。結構オススメ。)
秋冬のメインアウターに劣らず足元を彩りたい人はこちらのPOINTYはどうだろう。
POINTY SHOE (FSTCMPTSH00109) White
POINTY SHOE (FSTCMPTSH09009) Black Black
エッジの効いたトゥは細身のパンツでより際立つが、ワイドシルエットなものと合わせてもらうのがいい。先日立ち上げたばかりのWALES BONNERのパンツはどれも相性がいいだろうな。
秋冬の入荷も多いこの時期。
あなたは上から決めるか、下から決めるか。
この週末、ぜひ店頭でお試しを。
ROBIN
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