捻れてゆく

捻れてゆく。

一本の中心線を基にして、あっちこっちと左右に蠢く二本線。
今まで平面的だと思っていたそれらがDNAのように螺旋状に捻れて立体的に形作られてゆく。

歪ながらも、自分の中では均整のとれた形を目指して。

この間、Omar Afridiのお二人と京都に行ってきました。
神戸からは近いようで遠く、個人的に行く機会は意外と少ないもので。。

尚且つ、地元民との交流もあまりないので、ローカルで素敵なエリアになかなかたどり着くことはできなかったのもありました。

お二人が連れて行ってくださるところは自分があまり目に届かないところだったもので、京都というか、異国に行ってきたような味わいがありました。

とはいえお盆終わりの京都人は働かないようで、行きたかったほとんどのお店がお休みでしたが。
それはそれで京都らしさを感じていいんですけどね。


そうしていく中で、それまで重ねてきたものと相まって、絡み合って、今の気分っていうものが生まれていく。

8月もおわり、9月に入るといよいよワクワクしてきますね。

ひとまずそうした今の気分にマッチするパンツを下ろしました。

届いていた分は完売してしまったAW20の奇跡的?に遅れてやってきたピース。

シワ感のある表情豊かな厚手のナイロン生地を用いたトラウザー。
形は先に届いていたウールと同じです。
ぐるっと全体を這うようにステッチが入り、センタープリーツでパキッと。

個人的にオーダーしていたモノかつ、皆んなが嬉々として買っていた横でクソ暑い中、他にオーダーしていたレザーとコートというアウターを眺めていた僕にとっては履けるのが嬉しくて仕方ない。

ナイロンボディに水牛ツノボタンという彼らの美的(バランス)感覚はさながら、もっと言うとナイロントラウザーという響きがいい。

化繊といえど、決してスポーティさやテックさが先行するわけではなく、あくまでも重厚感があり、身が引き締まるパンツ。
だけどウールやコットンにはない目新しさがある。

個人の感覚的には古着のレザーパンツを履くように履きそうです。

ミスって細身の方しか履けないサイズのみのご用意となりますが、まあそれはそれでいいか。サイズが(幸か不幸か)合ってしまって、あんまり多くの人に履かれても困るし。

もうしばらく黒の綺麗なボトムスはこれだけでいいや。

パーカーについても書こうと思ってたんですが、ボトムスで満足してしまったので、別で書きますね。

紹介したいモノが多すぎるんですが、AW20は今までで一番愛も深くて紹介しきれない。

とはいえ、入荷しては無くなってゆくので、お越しいただくのが手っ取り早いと思います。

Omar Afridi - Toriaezu Kore Kattoke Twisted Trousers ¥62,000+tax

ブーツは9月半ばっぽいです。
2足しか入れられなかったので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
→ info@mukta.jp
078-291-5045

P.S.
業務連絡。
KOZABURO AW20が今週土曜に立ち上げっぽいです。
ブログ等でのご紹介ゆっくりになりそうなので、お先に店頭までお越しください。

イタイタイコウ




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