Diary 264 - 今さら、Bean Tote / LUTZ MORRIS

Diary 264 - 今さら、Bean Tote / LUTZ MORRIS

L.L.BeanのBoat and Toteは、やっぱり格好いい。新品よりも、何年も使って生地がくたくたになった人のものをみて、あぁ渋いな、なんて。ただ、自分が今から持つとなると少し恥ずかしさすらある。

アメカジを代表するバッグとしてあまりにも完成されているし、THEトートバッグなイメージも強い。格好いいことは十分わかっているけれど、自分が持つにはちょっと王道すぎるというか。

そんなBoat and Toteを、今回新しく仲間入りしてくれたドイツのレザーブランド、LUTZ MORRISが料理したのがこのNORMAN BEAN。
サイズはMとL。カラーは王道のグリーンに、エクリュとブラック。色味が変わるだけで全く違う印象を受けるのもおもしろい。

LUTZ MORRISは、ISSEY MIYAKEやCalvin Kleinなどで経験を積んだTina Lutz Morrisが2018年にスタートしたブランド。ドイツの小規模な工房で、職人とともにバッグやレザーグッズを制作。今回のコラボレーションには、彼女の個人的な思い出から成り立っている。

Calvin Klein時代、同じ職場で働いていたCarolyn Bessette-Kennedy(90年代のミニマルルックのファッションアイコンでもありましたね)から紹介されたのがL.L.BeanのBoat and Tote。それ以来彼女にとっても身近な存在となり、今回のコラボレーションへとつながったそうだ。NORMAN BEANは、今もアメリカで生産されるヘビーキャンバスを使用したBoat and ToteにLUTZ MORRISのアイコンである「RAHMENTASCHE(ラメンタッシェ)」というレザーポケットを組み合わせたもの。タフなキャンバスバッグの正面に、妙に端正で高級そうな、と言っても実際にドイツでなめされた上品なレザーをボディに、24Kのフレームパーツやベルベットのようなライニングまで実際高級だけど。

なんだか少し馬鹿馬鹿しい。でも、それがいい。

L.L.Beanの面影はちゃんと残っているのに、この小さな違和感だけで急にクリーンでモダンなものに見えてくる。デザインしているけれど、デザインしすぎていない感じ。

王道を壊すのではなく、ほんの少し視点を変える。今シーズンMukta / Salが掲げる「New Standard」としては、わかりやすいエッセンスになっていると思う。スーツ、ミリタリー、ワーク。昔からあるメンズウェアを否定するのではなく、シルエットや小物使いによって、自分たちなりにもう一度解釈する。NORMAN BEANは、まさにそんなバッグ。

今さら、ではなく今だから。そしてきっとこれからも。

また今回、このNORMAN BEANの発売に合わせて、LUTZ MORRISのPOP UPを開催中。
期間中はNORMAN BEANをはじめ、Tinaが手掛けたレザーバッグやカードケースなども幅広くご覧いただけます。お店ではバッグ類を見せれる機会がなかなか少なかったから、きっと空間としても目新しくお楽しみただけると思います。

22日(火)の夕方からは、今回もお世話になります、神戸・Nofasaより上村氏をお招きし、ワインもご用意いただきます。バッグを見て、ワインを飲んで。どうぞお気軽にお立ち寄りください。

さぁシルバーウィーク、楽しんでいきましょう!

吉國


LUTZ MORRIS - Pop Up with L.L Bean Collaboration Tote Bag

2026.9.19 (Sat) – 9.23(Wed)
13:00-19:00

*9.22(Tue) Special Wine Service by Nofasa🍷

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