Launch "BASICKS" 2021.08/10~ Start

このブランドは、いや、このデザイナーは
やはり僕の急所を突くのがうまい。

振り返るともう9年も遡ることになるのが
僕をこの世界へと引き込んだCHRISTIAN DADAとの出会いです。
服の右も左もわからなかった僕の目に飛び込んできたのが
全面刺繍を施されたセットアップで、
アニメやドラマで演出されるかの如く
服以外の周りの景色がエフェクトで覆われ
それ以外眼中に入らなかったんです。
結局当時の僕は13万円という壁に突っ撥ねられたのですが
あの時から森川氏に心を鷲掴みにされたのだろう。

もう皆さんお分かりかと思いますが、
元CHRISTIAN DADAデザイナー森川氏により
新たに始動した新ブランド「BASICKS」

今、ファッションに興味がなくても
よく耳にするようになった"サスティナブル"という言葉。
企業をはじめ、様々なブランドが独自の形でそれを表現、発信しているが
BASICKSも勿論例外ではない。

BASICKS ブランドコンセプトより、

ベーシックなデザインを元に、白のステッチワークで全て縫製、「循環/アウトライン化」することで日常着の中にデザインを可視化する。
既存のデザインにもある白のステッチワークに輪郭という意味を持たせることによりアートシーンのレディメイドの思想と同様に新しい価値観をつけ、いつの時代もトレンドやスタイルが変わろうとも「アウトライン」は変わらず循環するようにいう提起を。
「服、ファッション、デザインとは何か」と問いかける。
「Basicks」ブランド名はBasics(基本)という意味から、Basicはスラングで格好悪いを意味し、Sickは格好良いという意味の両方掛け合わせた造語から由来。
尚、Basicksでは「循環」をコンセプトに、生地素材のほとんどの製品をオーガニック・サスティナビリティ素材で取り組んでおります。
デリバリーに使用する素材などその他の活動に関しましてもサスティナビリティ活動に準じます。

目が離せないのは言うまでもないですね。

結局、僕がなぜまた心を掴まれたのか。
それはCHRISTIAN DADAというパリコレブランドの次に
新しい試みを発表するのは相当なプレッシャーであったはずです。
それを跳ね除けるだけでなく、
デザインの強いもので勝負することもなく、
その名にも準ずるBASICでSICKな服を打ち出してきました。
シンプルな服なんて溢れかえっているのに
それを打ち出す森川氏に魅了されたんです。
ブランドがこうだ。イメージがこうだ。そうではなく
その裏にある人の想いを変わらず伝え続けていきます。

明日からも向き合う全ての人を大切に。

chaki
check BASICKS 1st Collection

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