Diary 157 - 真っ直ぐかっこいい
Diary 157 - 真っ直ぐかっこいい
神戸は土砂降りでしたね。イタイです。
雨の日は傘をささないのがかっこいいと思ってるので、傘をささずに出勤したら恐ろしく土砂降りになって、カッコ悪いくらいに濡れてしまいました。
まあ多少濡れてもほっときゃ乾くし、こんな日はゆっくり服のことを考えられるので、たまには雨もいいなって思います。いつもより考え事ができる日って思っておけばいいんじゃないですかね。さて、昨日ご紹介した羽織が2種類。続けて、同じ素材のパンツを2種類並べてます。
スカート・パンツとスーパー・サルエル・パンツ。シルエットの選択肢が少ないメンズにおいて、シルエットで魅せてくれるミニマルなパンツは貴重だし、真っ直ぐかっこいい。ここで言う真っ直ぐは一般的な物差しの真っ直ぐとは異なっているかもしれないけれど、僕はこの2種類のパンツを真っ直ぐにかっこいいなと思ったので、真っ直ぐにかっこいいなと思う着方をしてみる。グレン・チェック・ウールのスカート・パンツ。形こそスカートだけれど、袴然とした男らしいパンツ。いつも通りに履いてください。裏地はパンツ型なので、意外とスースーしない。メンズぽい服にスカートを合わせるのは今の感覚だともう安定感すら出てきてて、真っ直ぐかっこいい。お気に入りすぎて前代未聞の数量をオーダーしたノバリスのサボももうすぐ完売。希少価値がどうとか関係がない、真っ直ぐにかっこいいシューズ。
股下という概念が存在しないスーパーサルエルなパンツ。不良の腰履きです。sulvamの藤田さんは相変わらず凄い人だなあ。変化球ではなく、僕にとっては真っ直ぐかっこいいパンツとして仕入れました。
この真っ直ぐにかっこいいって感覚、結構大事なんじゃないかなって思いました。僕がお店に仕入れるものはいわゆる着やすいものも着にくいものも、モテそうな服もモテなさそうな服も、ひねくれたのもそうでないのも、僕はどれも真っ直ぐにかっこいいなって思ってます。
ブランドがどうどか、年代がどうとか、背景がどうとか、生地がどうとか、僕の人生には大いに関係あるけれど、君の人生にはあまり関係なさそうだから、どうぞ安心して、信頼して、好きに楽しんで着てくれたまえ。ははは。
https://mukta.jp/collections/sulvam
イタイ