古武術
こどもの日、こどもの日っと。
そういえば子供の頃、小学生から中学いっぱいまでだったか、合気道をやっていた。
大した帯も取れず憧れの袴を履くとこまではいかなかったけど。
なかなか体を動かす機会がないことに、がっつりスポーツをするという気合はないが、あの流れるような柔らかい動きなら、と今になってまたやり始めたいという衝動に駆られている。
というかやる。ここに宣言して動くことにする。
タイトルはその決意表明から。
というわけではなくGWも後半だし夜のお供の映画の話から。
遅ればせながらやっと見れた。
最初はシネリーブルか元町映画館だったか。そのフライヤーを見かけて気になってたのにあれよあれよと上映期間も終わりそれっきりにしてたが、もうNetflixあがってるやん、ってことで。
かなり良かった。
学生時代に自分も経験してからか、バンドやろうぜ、っていうあの瞬間やシーンを扱うものに無条件で高揚感が伴ってしまっているが、その色眼鏡を抜きにしてもかなり良い。
完成に7年かけた全編手書きのタッチから生まれる空気感、構成、BGMに至るまで。声優として参加した岡村靖幸の贅沢な使い方やエンディングのドレスコーズも。
それこそ、衝動って言葉が個人的にはテーマ、感想としても残っている。
冒頭の書き出しがこうなったのもきっとこのせいだ。
先日のLES SIXのシークレットライブではないが、Noiseというジャンルが存在していることにも頷ける大きな材料になった。原始的な音の連なり。それを演奏として魅せる音楽。受け手の見識を広げてくれるいい映画かなと。
70分程なのでぜひ見ていただきたい。
そうそう、演奏といえばここ最近はこのジャケットばかり着ている。
太めのアーム、ふわりとした後身頃は可動域を重視したパターンメイキング。
堅牢な見た目だが、生地そのものは日差しを通すほど爽やかで軽く実はそんなに暑くない。
裏地はドライなコットンで惜しげもなくガシガシ着れる。
とりあえず袖を通してみるといい。自分のスタイルを包容してくれる懐も大きいジャケットだから。
僕はデニムとかカジュアルをドレスアップするために着ることが多いが、これからはリネンやショーツとの合わせもいい。
Tシャツ一枚で過ごす軽さが落ち着かない人にはぜひお試しいただきたい重さと軽さのバランス。
w/ WALES BONNER - LINEN SILK STRIPE ZIP JACKET , PYJAMA PANTS
w/ WALES BONNER - COTTON LINEN SHORTS
シーズンごとに生地替えで作り続けられているこのDoni’s Jacket、
聞いたところフランスの俳優、ドニ・ラヴァンからその名をとっているとのこと。
監督レオス・カラックスとのコンビ性のように、ensou.とこのジャケットにもその関係性を照らし合わせれると思うとそこに浪漫も感じられる。相棒にするにもうってつけの一着だ。
「ボーイミーツガール」「汚れた血」「ポンヌフの恋人」「ホーリー・モーターズ」
あぁ良かった、今日観る映画も困らない。
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