Diary 080 -マノロのシャツ、という意味です

Diary 080 -マノロのシャツ、という意味です

5月、もう初夏ですかね。今年の夏はロンTみたいにシャツを着て、カーディガンみたいにジャケットを着たかったので、そうやって着れそうな洋服を多めにオーダーしています。その中でもとりわけお気に入りのピースを週末から店頭に並べました。実は3月くらいにはデリバリーされていたんですが、春夏の折り返し、夏の気配がしてきた頃に店頭に並べたく、ずっとウズウズしてました。CAMISAS、とはスペイン語でシャツを意味します。つまり、CAMISAS MANOLOでマノロさんのシャツということです。僕は最初、カミサス・マノロさんのブランドだと思っていたので、カミサス、カミサスと略して呼んでいましたが、それではただの「シャツ」なので、正しく略すなら、マノロの方がいいですね。スペイン、マドリードでビスポークシャツメーカーを営む傍ら、自らのレーベルでファッション的なアプローチも行っている、いわばめっちゃセンスのいいシャツ屋さんです。

ドレスチックな半袖シャツに、ロンTをレイヤードしたかのようなダブルスリーブシャツ。なんとなく端正な顔立ちだけど、ストリートぽさがある不思議な感触。今日来店された方が、赤チェックはなんとなく裏原の香りがしますね、なんて呟いてましたが、確かに納得。どことなくグッドイナフ感あるかも。

ちなみに、ボタンの一番上は開けてセクシーに着てほしいので、開けたときに綺麗に開くように、最初からふんわりとスチームを当ててます。
レッド、ブルー、マスタードの3色。とろみのあるイングリッシュ・リネン。昔Toogoodで似たようなギンガムチェックのシャツを見たことあるけど、あれはウールだったかなあ。袖の作りが複雑らしく、作る過程の80%が手縫いによる処理らしい。
ショーツだったり、ナイロンパーカー挟んだり、サロモンやアシックスとあわせたり。ちょっとスポーティに振りたい。

四季なんてあるのかないのかわかんないような今の環境で、どれだけ繊細に事柄の機微に触れることができるか、春夏の洋服は特にそういう日本人の感覚を敏感にさせてくれるような気がします。

ロンTみたいにシャツを着て、カーディガンみたいにジャケットを着たかったということと、カミサス・マノロがマノロのシャツ、という意味であることくらいを、わかってもらえると嬉しいです。

https://mukta.jp/collections/camisas-manolo

イタイタイコウ

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