Diary 079 - 整う
サウナは好きです。1日の疲れが一気に取れて次の日も頑張ろうっていうマインドになれる。外気浴後のからだがふわっと軽く感じ、頭がクリアですっきりとしたリフレッシュ感、恍惚感を得られます。整ってる。
先日ある方から「ファッションで整うとは」というありえない角度からの大喜利(宿題)を出されました。洋服で整うと言うことは綺麗に洋服を着こなしている、とか洋服と雰囲気のマッチ度が高いとか、外見のみにしか適応されないと思っていました。
サウナの「整う」を着る事に置き換えるならフレッシュな洋服に出会った時の脳内からドーパミンが出て体が少し火照る感覚、それを咀嚼して「これを着てここにいきたい」「誰々と会いたい」など着地したいムードを妄想し、ワードローブに落とし込めた時のスッキリとした満足感に近いのではないかと今は考えています。人それぞれフレッシュに感じる瞬間や着ることの目的は違うので、「ファッションで整う」感覚は十人十色あるべきだとも思います。大事なのは洋服とヒトは共存していると言うこと。洋服は人間のセカンドスキンであり、生活とは切り離せない存在な訳です。個々人の多様性の求められる時代に多様性のある洋服を着ることは至極真っ当なことです。
ゴアテックスなどのハイクオリティーシェルにはない鈍臭さがあり、懐かしさみたいな感覚を覚えると同時に、超現代的な洋服だと感じてもらえるはずです。例えば雨除け、買い物後のショッパーとしての活用、軽量だからかさばらず旅行とかにも最適、インナー・アウター使いなど1つのアイテムで多くの使い道を予想できます。あとアナログ味のあるカラーバランスと上品さをプラスするレザーのパーツ使いなど従来のシェルパーカーとは一線を画す新鮮さがあって最高。