Diary 059 - カシミアこわい
Diary 059 - カシミアこわい
Extreme Cashmereはオランダ・アムステルダムを拠点にする、ニットウェアレーベル。その名のとおり、内モンゴル産のカシミアを贅沢に用いてユニークなウェアや小物を展開している。ウェアは全て性別年齢問わずワンサイズというスタンスがブランドのボーダレスかつタイムレスな哲学を反映している。
自分のファッション的なサイクルを、ブランドのシーズンごとの通称になぞらえると、現在はきっとカシミア期だろうか。カシミアの良さを一度知ると、選択する素材に対して敏感になる。カシミアと言っても混率や編み方、織り方によってタッチや質感、空気感が異なるのと同様に、ウールやレザー、スウェットやナイロン生地でさえ、チョイスが繊細になる。
日本料理がその恵まれた気候と環境から採れる豊かな食材ありきで料理を構築していくのと同様に、日本人にはそもそもデザインのクオリティと同水準に素材の良さを求める血が流れているのかもしれない。
先週から展開しているExtreme Cashmereですが、好評で早くもけっこう在庫薄になってきました。現在展開中のモデルは、"HOOD" - ジャストサイズのジップフーディ、"PISCHES" - ちょい薄めのロンT系セーター、"RUSH" - 裾リブなしスウェットパンツ、"WITCH", "BANDANA" - 大判小判の三角スカーフ、"CORD" - ただの紐、です。
"Hood" - ヘザーグレーとウィードグリーン。178cm68kgの僕でもわりかしタイトめですが問題なく着れます。メタルジップが適度に軽くていい感じ。
"PISCHS" - ネイビー、グレー、グリーンもあります。"HOOD"より薄手で、袖と裾はリブなしの切りっぱなし。ネックも適度な締まりで、女性が緩めにきてもいい感じ。
"RUSH" - ネイビーとグレー。"PISCHS"とセットアップで買ってコンビニに行きたい。。シルエットもキレイな裾リブなしストレートでニットスウェットパンツの野暮ったい色気ないオジサン感がないです。
"BANDANA" - Red, Blue, Yellow, Green / "WITCH" - Grey, Beige 小さい方の"Bandana"は、名前の通り少し大きめなバンダナサイズ。色味はディック・ブルーナ意識です。大きめな"Witch"はフード代わりに頭に巻いたり、スタイリングのアクセントになります。
"CORD" - ネイビー、グレー、グリーン。ただの紐。個人的イチオシの"CORD"は、ワシワシのシェルやダウン羽織りつつ、スラックスとかデニムとかにベルト代わりに垂らしておきたい😸
結構がっちりされている方以外、ほとんど男女問わずいけると思います。
もうすぐクリスマスなのでギフトにもどうぞ。ギフト用包装もリクエストあれば自信ないですが承ります。
「カシミア見るだけで心の臓が震え出すんだよ。」
イタイタイコウ
カシミアの良さがわかると、ウールの良さもわかります。
最近は手入れ楽ちんなスウェードの靴しか履いてません。