思考を止めるな

「このベルト、どうやって使うんですか?」
こう質問されるのが楽しみになっています。

写真は僕が愛用しているbeta postのものでこのベルトを気に入った理由は二つ。

まず一つにデザイン。
一般的なベルトと何か違う点があるのにお気づきですか?

シンプルが故に目に止まらずスルーされてしまうこともありますが
目に入ったお客様の感想で一番多いのは「シンプルで使いやすそう」。
しかしなぜシンプルに見えるのか。

答えはピンホールがないこと。

一般的なベルトバックルにはあるピンがないのでピンホールも必要ありません。
表面的にはバックルというよりやや華奢目なフレームと本体のレザーしか見えないことが
シンプルという言葉に集約されています。

ではどうやってこのベルトは留まっているのか。
その答えはバックルにあります。

振り子の形状になったバックルパーツと革の摩擦抵抗により留まっておりサイズ調整が自在なので、
BMI数値一桁、激痩せ注意な僕にもベルト穴が足らず締めれない、なんてことがないありがたいディテール。

ミニマルにデザインされているので様々な意味でスタイルを問わないんですね。
しかもデフォルトだと150cmもの長さがあるのですがそれにも理由が。

店頭では、スタイリングに応じて垂らしベルトとして使うも良し、
自分の好みの長さに切って使うも良し、
「幼稚園児から○ツコデラックスまで付けれる」
なんてキャッチーに言ったりしてますがそれは表向きの説明。

その真髄はサイズの制限がなくなり性別問わず
「全ての人」が着用できるということ。

この思想はブランドコンセプトの根幹にも影響しているSDGsがキーワードになってきます。

SDGs(エスディージーズ)は目に、耳にしたことがある方も多いと思いますが、
Sustainable Development Goals・持続可能な開発目標のこと。
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、
2015年9月の国連サミットで採択された2016年から2030年までの国際目標を意味します。

その内容は、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、
地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓っています。

先程のベルトは、そのゴールの一つに焦点を当てていたんですね。

昨今サスティナビリティの思想がファッション界でも板についていますが、
なるほど、それもSDGsの流れがあったからなのか、と。
となると事あるごとに紹介している例のレジ袋バッグを上げずにはいられません。


Plastic Bag Handle short (5colors) ¥15,000+tax
Plastic Bag Handle long (5colors) ¥18,000+tax

「どうやって使うんだろうか」と疑問を抱き、そして考え、
レジ袋に留まらず「あ、これハンドルに付けたらバッグとして使えそう!」
なんて柔軟な考え方ができるようになったり、
たった一つのベルトから世界情勢が見えてきたり。

冒頭で挙げたベルトを気に言った2つ目の理由は、こうして新しい観点を見出せたこと。
これに関してはブランドの魅力そのものですが笑

思考を促されることで得るもの、見えてくるものがまだまだあります。
あなたは今何を考えていますか?

robin

Long Belt (BLK&CML) ¥22,000+tax
Long Narrow Belt (BLK&CML) ¥20,000+tax

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https://mukta.jp/collections/beta-post

March 2020