フワフWRKS
数年前にDSMGでの来日イベントもあったり、当時話題だったAFFX WRKS (旧AFFIX WORKS)。正直当時は興味全くなかったんですが、ここ数シーズンはなんか気になるな〜と思ってコンタクト取ってみるとどうやらチーム編成が変わった様子。去年パリでOmar Afridiのクラバー担当、市森くんの紹介で初めてデザイナーのTaro Rayさんにお会いして、そこからショールームもお邪魔することになりました。
こういうのって不思議なもので、会った瞬間のフィーリングというか、音楽の話から服の話まで何だかスムーズに進んで、前から友達みたいなムードってやっぱあるんだなあとか思いながら、チームのみんなもナイスガイだし、服もかっこいいしこれはお店でやるべきだなあというフワフワしたムードでオーダーしました。
めっちゃ服着てくれるTaroさん。着ながらややカタコトの日本語で解説してくれる。Taroさん本人もフワフワしていて、「俺、服着るの好きだからなんでも試着して欲しいの言って!」みたいな感じで、自分が試着するより本人が楽しんで試着している様子を見ているのが凄く楽しかったです。
こないだの1月もそのフワフワした流れでロンドンで飲みに行こうとなり、ロンドンに着いたばっかりでフワフワしていた僕は約束の時刻から1時間待たせつつ(申し訳ない!)、待ち合わせ場所に行ったらホームレスと意気投合して?飲んで待ってくれてました。Martine Roseみたいなパブあるけど行く?みたいな感じでパブで飲むこと気付けば6時間。ほぼイベントや取り扱いの話はせずに、フワフワと洋服と音楽の話ばかりしてました。
長さが調節可能な2WAYライトブルゾン。適当に着れる。
ソフトシェルのプルオーバー。こういうピステみたいなやつズッスキ。(ずっと好き)バッグも秀逸な作り。適当に着れる。
みんな大好き茄子紺スウェットパンツ。適当に着れる。
創設メンバーのTaro Rayさん中心に組み直したコレクションは、今までのユーティリティ感は引き継ぎつつ、もう少しクラブカルチャー的な要素だったりちょっとダスティな香りがしてくるようになってます。
自分の洋服の向かう方向がだんだんある意味エクストリームになってきて、振り切ったもの(振り切って普通、振り切って変、振り切って高い、振り切って安い)しか買う興味が湧かなくなってきているのだけれども、AFFX WRKSに関してはある意味ゼロ地点としての洋服の価値がある。
カルチャー方面、ユーティリティ方面、ファッション方面、ストリート方面と、振り切らずフワフワ漂っている感があって、そのフワフワさを引き締める反骨精神も一方で確固として存在している感。こんなん書くと怒られそうですがAFFXWRKSはめっちゃカッコいいユニクロみたいな感じです。
フワッとしてますがそんな感じです。まだまだ書きたいことあるけれど、頭がフワッとしてるのは花粉のせいか、花粉の薬のせいか。
ローンチに際してキーリングも作ってもらいました。
今夜は大阪でリミテッドのパーティも行うので、ぜひお越しください。
イタイタイコウ
人を殴れそうなキーリング。使っている身としては通関検査で引っかからないか毎回ヒヤヒヤしている。
SS24 Collection "CONVOY"
3.16(Sat)~ Start.