Diary 191 - ノンストレス、ミニマル
Diary 191 - ノンストレス、ミニマル
そうだったな。僕たちって、刺激が欲しいんですよ。
ファッションに出会ってから、常に刺激があるように思います。だけど、その刺激には慣れてくるから、新しいもの、新しいものへと、目や意識が向いていくようになっていくんですよね。しかも、その繰り返しになっていくし。
なんだか、新しい刺激がほしいなぁ。
Mukta / Salに、SPYSYな服が届きました。刺激ジャンキーな僕にとっては、どんなお洋服なんだろう。って、想像しながら、すごくワクワクしてました。
スパイシーという名前を聞くと、派手な装飾が付いていたり、派手な色してたり、さらには、変な形してて、変な生地使ってて、みたいな感じだと思ってました。が、見てみてビックリ。逆にビックリ。
黒、黒、黒。真っ黒なんですよね。そして、見るからに着心地、履き心地の良さそうな、ノースリーブ、イージートラウザーズ、レザービーチサンダル。なんだか、想像と違う。
ノースリーブは、ストレッチが効いていて、さらっとしている。汗をかいても、すぐ乾きそうな生地。タグもプリントになっていて、痒くないし。
イージートラウザーズは、少し細身なシルエット。ベルトループがなく、ウエスト周りがごわつかずに、スッキリしてみえる。内側のボタンがスチールボタンなのも好きだな。
レザービーチサンダルは、足底が、クッション性のあるシープレザー。ストラップはカーフレザー。ふかふかした履き心地。僕が実際に持っているビーチサンダルは、硬いんですよね、足も疲れるし。
ノンストレス、ミニマル。
正直なところ僕は、快適でストレスがないシンプルな服が、怖いんですよね。刺激を求め続けているからこそ、情報が多いものの方が、安心するんだと思います。変な格好、変な服は、簡単に刺激も摂取できるし。だけどなんでだろう。僕は今、SPYSYに刺激を感じている。
SPYSYって、洋服、ビジュアル、サウンドだったり、想像していた荒さみたいなものが全くないんですよ。むしろ、要素が削ぎ落とされているから、ダイレクトに僕の五感が刺激されるんだと思うんですよね。新しい角度の刺激。
夏が終わるその前に、新しい刺激を感じてみて下さい。
ウツミ
SPYSY POPUP @ Mukta / Sal
9.13(SAT) - 9.30(TUE)
*9.14(SUN) - Popup Reception with Sunday Wine Club
17:00 ~ 22:00