めぐりあい空
2020.0812~0814
総走行距離600kmを超す旅に出ていました。
旅なんて大げさかな。とも思いつつ格好つけてみる。
最近ブログを書く時は
何かに行き詰ったり、自分の中の何かが些細なきっかけで変化した時だと分かってきました。
そんなことに6年もかかってしまったもんだから
自分の学の無さに嫌気がさします。
本来であれば”服屋”が書くブログは
当たり前の如くファッションに携わる事を書き連ねると思いますが
僕は周りの方々に比べると服が本当に好きなのか?
そんな僕がドヤ顔で書いていいものなのか?
など、億劫になってしまっていて
それを察したMuktaメンバーが3日間もお休みを与えてくれました。
あてもなく、ただ思うがままにアクセルを回して
まず辿り着いたのは日本一美しい村である岡山県は新庄村。
日本一の名に恥じない豊かな自然に囲まれています。
いや、豊かな自然という言葉では収まりきらない
山奥の中に急に現れる”秘境”の方が合っているかもしれません。
今回は会えなかったんですが
普段は用水路や川に国の天然記念物に指定されている
オオサンショウウオが普通にいます。
川に浸かりながら次はどこに行こうかな〜。
と思っていたら
「島がいいんじゃない?隔離されようよ」と
頭の中に声が降りてきました。(界王様?)
じゃあそうしよう。と向かった先は
とりあえず日本海方面。
行く先々のSAや道の駅で島の情報を聞いていると
面白い情報をキャッチ。海岸線沿いに島根へ。
七類港へ到着。
フェリーに飛び乗り2時間揺られた先にあったのは
4つの島から形成される隠岐諸島。
その中の知夫里島、西ノ島へと上陸。
何故その二つを選んだかというと
道の駅、奥大山の売店のおばちゃんの
「牛がいっぱいいるよ〜」の一言。笑
ほんまかな〜と山を登っていく。
道中は絶景の数々。
細くなっていく道にワクワクと不安感を抱き
さらに進んでいく。
いた。笑
むちゃくちゃ普通にいた。笑
そして道を塞いで全然動いてくれない笑
30分?程待っているとゆっくり譲ってくれたので
山の頂上へ向かう。
これまでの人生で一番の絶景。
この道を歩いて行けるなんてRPGだ!!
と、一人で高ぶりながら歩いていくと
いる。
いる。
ゼルダやん。BGM流れてるやん。
風下からそっと近づけば乗れるやつやん。
壮大な自然を前にすると自分の悩みなんて本当にちっぽけ。
悩んだ時はこの感覚を思い出そう。と思えたのが
この旅の一番の収穫。
堪能した後は、下山。
透き通る海でボーッとしてみたり。
とにかくゆったり過ごしました。
自分は定期的な充電が必要なんだな〜。
これまた自分で自分を理解するのに27年もかかってしまった。
自分は凡人だから
泥臭くやるしかないんだな〜。
そんな旅でした。
あと、600km以上ともに走ってくれた相棒にも感謝。
結論、バイクが好きだし、服が好きだし、
自分を形成してくれたMuktaが好きです。
また明日からも幸せを噛み締めながら
毎日を過ごしていこうと思います。
長々と私的なブログにお付き合いいただき
有難うございました。
chaki
P.S. バイクがあれば思うがままにどこでも行けるよ。